スキップしてメイン コンテンツに移動

【重度のネタバレなし】「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」Dolby Cinema版と4DX版を観比べたので感想など

 皆さん、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」観ましたか?
私は3回ほど劇場で観たんですが、1,2回目はDolby Cinemaで観たのですが、今回の3回目は4DX版を観てきました。4DX版を観てきた感想を中心に、Dolby Cinema版との違いを覚えている限り記載しておこうと思います(ストーリーのネタバレなし)。
 結論からいえば、初回はDolby Cinemaで、4DXは2回目以降がおすすめです。

4DX版の良かったところ

・椅子の動きと振動、首元のエアーで戦闘シーンの臨場感がMAXに

 4DXなんだから当たり前過ぎワロタwwwと思われるかもしれんのだがこれが凄い。戦闘シーンは椅子が様々な震え方でMSの動きや弾丸の着弾などを表現するし、戦闘シーンでなくてもカメラの動きに合わせて椅子が動き(戦闘中は振り落とされるかと思うシーンもあるくらいだ)、映像との一体感を増してくれる。その両方が合わさるのが戦闘中のMSのコクピットを写すカット。パイロットの周りを回るカメラに合わせて椅子がググッと動き、戦闘描写は振動で伝わってくる。空中を飛び回るMSの映像美と相まって、浮遊感すら感じさせてくれ、とにかく感動した。
 また、4DXには首元の左右から風が吹き出てくる演出があるのだが、閃光のハサウェイではMSの左右を弾丸やビームが通り抜ける際に使用され、弾をギリギリで回避する様が表現されていた。上述した椅子の動きや振動と相まって、臨場感の向上に一役買っていた。

・閃光(フラッシュ)の使い方がうまかった(かも)

 4DXにはフラッシュを炊く演出があるのだが、それもうまく使われていたと思う。記憶がフラッシュバックするシーンとかで使われてたと思うが忘れちゃったな・・・(おい)

4DXで物足りなかったところ(Dolby Cinema版の良かったところ)

・夜間の描写及び音質に難があった(というかDolby Cinema版が凄すぎた)

 公開直後にDolby Cinema版を観て、いくつかレビューも確認したが「夜間のシーンが見づらく、何をやっているかわかりにくかった」という旨の記載をいくつか見かけた。Dolby Cinema版を観た自分としては全くわからなかったのだが、4DX版を観て理解できた。確かに夜間のシーンが見づらい。この映画は夜のシーンが印象的なためかなり残念だった。
 恐らく、Dolby Cinemaの高いコントラスト比を前提とした画作り(特にDolby Cinema版の夜間の黒の表現は素晴らしかった)を行った結果、そこまでの表現力を持たない4DX版で観た場合に全体的に白っぽく(黒が浮く、ともいう)なってしまったのではないだろうか。4DX版を調整すればいいのか、はたまたDolby Cinemaの能力が高すぎるからかはわからないが、この映画を観る際はまずDolby Cinema版を観ることをおすすめしたい。自宅で観る場合は部屋を暗くして、できれば有機ELテレビで観るのがおすすめだ。
 また、音質もDolby Cinema版には遠く及ばない。Dolby Cinema版と比べて音響に迫力がなく、セリフの解像感もなかった。ここはDolby Atmosを採用したDolby Cinema版の面目躍如といったところか。
 今回視聴した4DXは普通の映画館としてのスペックは十分に備えていると思うが、Dolby Cinemaが凄すぎる・・・ということを再認識した。

まとめ

 映画はまずDolby Cinemaで観ろ。「映画」としての基礎スペックが段違いで、絶対後悔しない。4DXはその次でいい。アトラクションを楽しむつもりで行け。

コメント

このブログの人気の投稿

【その他】グラブルを触っていなくても音を出そう!非アクティブなウィンドウでも音を出し、リロ殴りも出来る方法について

あけましておめでとうございます、りょうへいです。 最近は「グランブルーファンタジー」を遊んでいます。今日は、自分がグラブルを遊ぶ上で快適に遊ぶためにやっていることを2つ(とおまけ)ほど書いておきます。 ※運営の推奨外であるプレイ方法を紹介しています。本記事で紹介された方法を用いてのプレイは、すべて自己責任でお願いします。 ※すべてPC(Windows)版の話です。

【感想】「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」クリア!感想など【ネタバレあり】

 積みゲーをひとつひとつ消化していく計画を進めています。「新サクラ大戦」に続く2つめは「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」。発売日に購入して遊んでいましたが、その1週間後に「デス・ストランディング」が発売されたため、後回しに。「新サクラ大戦」をクリアしたので、プレイを再開していました。  今回はレビューというよりネタバレありの率直な感想になりますので、ネタバレが気になる方は読むべきではないです。ですが、購入してない人には間違いなく買う価値があるタイトルだと断言できます。

【WoWs】スーパーテスターになるということ、その条件とは

※この記事は一プレイヤーとしての意見になります。参考にしていただけたら幸いです。 はじめに この度、 第4期日本スーパーテスターの募集 が行われ、90名以上の応募がありました。 その中で、採用された方々は5名となりました。採用された方々、本当におめでとうございます。これからよろしくお願いいたします。 さて、僕が今回話題にしたいのは「どうすれば採用されるのか?」ということです。今回の応募者の数は90名を超える結果となりましたが、採用されたのは5名ほど。つまり、大多数の方々は要件を満たしていないか、あるいは ―誤解を恐れずに言えば― 問題があったということです。 では、改めて今回のスーパーテスターの要件を見てみましょう。