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スマートフォン購入の考え方~冬春モデル発表に寄せて~

  ゲームとは直接関係ありませんが、僕はわりとガジェットが好き(メインで使っているスマートフォンはXperia 1 II)で、スマートフォンなどの最新情報もウォッチしています。僕の周りの友人も端末を買い換えようかな~と言っているので、ドコモ冬春モデルの発表を機に、昨今の端末購入について僕の考えを述べておこうかなと。

例えば、「5Gってどう?」「最近のスマートフォンって高いよね」などの疑問に答えたいなと・・・それでは早速いきましょう。

基本的な考え方1~5Gってどうなのさ~

 結論から言えば、「(現時点では)5Gはスマートフォンを選ぶ理由ではありません」。(勘違いしないように。「5Gスマートフォンを選ぶべきでない」とは言っていません)そして、その理由は変わりつつあります。
 5Gスマートフォンが日本で発売された今年の春時点では、5Gスマートフォンは「価値がわかる人が選ぶ」ものでした。5G対応はハイエンドモデルに限定してきたdocomoや、わざわざミッドレンジに1モデル加えてきたSoftbankも含めて、5Gスマートフォンはその価値をわかっている人が「選択」して買うものでした。

 ところが、今回発表された冬春モデルでは、だいぶその考えが変わってきます。すなわち、「選んだスマートフォンが5Gスマートフォンだった」という時代に移りつつあります。auは全モデルに5Gを搭載し、docomoの冬春モデルも大多数が5Gに対応。4Gスマートフォンはいわゆる低価格なモデルで、サブブランドをもたないdocomoならではのラインナップでしょう。

 現時点では5Gのエリアは非常に狭く、イベント会場や空港でしか使えません。なので「これからは5G!絶対5Gをスマホを買うべき!」とは言えません。買ったところで5Gで通信できるエリアなどほとんどないからです。しかし、「5Gスマホは高いから買うべきでない!」とも言えません。ほとんどのスマートフォンは5Gに対応しているし、そもそも安めな5Gスマートフォンが拡充されているからです。
 そのため、結論として「(現時点では)5Gはスマートフォンを選ぶ理由ではありません」ということになるわけです。

基本的な考え方2~スマホって高い?~

 数年前まで、日本のスマートフォン市場はほとんどハイエンドモデルが占めていたといっても過言ではありません。しかし、総務省の方針や格安SIMの普及により、性能が低いミッドレンジモデルが増えつつあります。そして、最新のミッドレンジモデルは、数年前のハイエンドモデルのレベルに到達しつつあります。
 また、SoCやメモリといったスマートフォンの心臓部のスペックを下げるかわりに、カメラやディスプレイに力を入れるといった、できる限り体験を損なわないミッドレンジモデルの存在もあり、脳死でハイエンドモデルを購入するのがベスト、とは言えない時代になりました。
 安く抑えたいなら数年前(2年前、3年前)のハイエンドモデルを買う、という選択肢もありますが、おすすめしません。ソフトウェアアップデートも早めに切られてしまいますし、結果的に長く使えないことが予想されるからです。
 ここは「スマートフォンで何をするか」を考えて決めたほうがいいでしょう。3Dゲームを快適に動かすなら2020年モデル(最低でも2019年モデル)のハイエンドモデルを選びたいところ。ミッドレンジではまだまだ厳しいところです。ここからは割とアリなのでは、と思えるdocomoのスマートフォンを紹介していきます。auやSoftbankでもだいたい同じやつを買えるでしょう。今回はSIMフリーのモデルはあまり紹介しません。

おすすめのスマートフォン3選~友人たちへ~

 僕の周りの友人はわりと大きすぎるのは嫌うので、そこを考えたチョイスになってます。大きいのがいい人はまた別の記事を探してください。

Xperia 5 II

値段さえ許せるならこれはかなりいい選択肢です。

21:9のウルトラワイドディスプレイは他にない特徴で、Xperiaだけが味わえるゲームを遊ぶときの没入感があります。ネタにされがちですが、まさに「この感覚がXperia」を体現しています。
他には「ゲームエンハンサー」というアプリで充電時の発熱を抑えたり、画面のリフレッシュレートが120Hzでヌルヌル動いたり、ゲーム向けの機能が非常に揃っています。
他にはXperia 5(後述)に比べてイヤホンジャックが復活しているのは大きなアドバンテージでしょう。最近のスマートフォンではイヤホンジャックを備えるスマホは本当に少なくなってしまいました。この記事で紹介するスマートフォンではXperia 5 IIにしかありません。

Xperia 5

Xperia 5 IIは良さそうだけど高いんじゃ!という人向けの選択肢。


Xperia 5 IIの1年前のモデルながら、21:9のディスプレイ(120Hzでは動かない)やトリプルカメラ、「ゲームエンハンサー」といった機能は一通り揃っています(充電時の発熱コントロールは無い)。
そして、Xperia 5の特徴として「SonyからSIMフリー版が買える」ことです。このSIMフリー版、なんとdocomo版より内蔵メモリが2倍の128GBとなっており、これはdocomoのXperia 5 IIと同じ数字です。長く使えるモデルであることは間違いないでしょう。

Galaxy S20 5G


世界No.1のスマートフォンメーカーであるサムスン。そのハイエンドモデル。
Galaxyはハイエンドモデルのなかでもバリエーションが多いため厳密にはフラッグシップではありませんが、これ以外は非常に画面が大きいため、わりとこのS20がちょうどいいのではないでしょうか。Xperiaはスリムだけど縦に長いんじゃ!!という人には次いでおすすめできるモデルです。
ゲーム向けの機能はアピールされていませんが、RAMが12GB、ROMも128GBあり、トリプルカメラや120Hzディスプレイといった基本的なスペックは十分すぎるほど高いです。

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