積みゲーをクリアするごとに感想をまとめ、そのゲームへのお別れを告げる企画、第3弾。今回は「幻影異聞録♯FE Encore」です。例によってストーリーの大きなネタバレは回避していきますが、感想を述べるという目的のため、軽度のネタバレは避けられないのでご了承ください。
一言で表すと・・・この先行きが見通せない時代だからこそ遊んでほしい、元気がもらえるタイトルでした!
本記事では、2015年発売のWii U版を「オリジナル版」、今回発売されたNintendo Switch版を「Encore」と記載する。
なお、今回の記事も「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」と同様、良いところ、悪いところはあまり列挙せずに、感想を書き連ねていく。「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の感想記事はこちら。
【感想】「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」クリア!感想など【ネタバレあり】
https://ryoheigame.blogspot.com/2020/03/blog-post.html
難易度はハードで、プレイ時間は約40時間。サイドストーリーは全て回収したが、個々の細かいミッションや闘技場などは手つかずであることはご容赦願いたい。オリジナル版も同様に遊んで、確か50時間弱でクリアした気がするので、Encoreになって大幅に短くなったロード時間(オリジナル版は戦闘に入るたびにギュルギュルとディスクドライブが回転していたことを覚えている)や、セッションの演出が簡略化される「Quick Session」機能が貢献しているのかもしれない。
また、オリジナル版と比べてNintendo Switchでのプレイとなるため、スクリーンショットの撮影がとても快適になった。基本的に撮りまくっていたたため、プレイを通しての撮影枚数は1500枚程度になっていた。頭おかしいな・・・。なので、画像多めでお届けしようと思う。
ハードは思ったよりも厳しく、ダンジョンの中ボスやボス相手には何度もやり直してようやくクリアできたような難易度だった。相手にセッションされれば、こちらのユニットは確殺され、ワイルドエネミー相手には(特に序盤は)ほぼ勝ち目は無い。ただオリジナル版よりも遥かに考え抜いて遊ぶことができ、ボスを倒したときの達成感は格別だ。敵の強力な攻撃の前には前もって相手の攻撃力を下げ(タルンダ先輩という言葉が何度も頭をよぎった。もちろん頼りになるという意味で)、こちらの防御力は上げておく。物理反射、魔法反射バリアのアイテムをどこで使うかなど、考えながら遊ぶのはとてもアトラスのRPG、という雰囲気で楽しかった。
より具体的な話をすれば、源まもりの「レンチン☆ハート(味方全体のHPを全回復、かつ自身は再行動)」には窮地を何度も救われた。というかそもそもの難易度が高いので彼女の防御スキルには非常に助けられた。難易度ハードで苦戦している人にはぜひ源まもりの起用を勧めたい。
一言で表すと・・・この先行きが見通せない時代だからこそ遊んでほしい、元気がもらえるタイトルでした!
はじめに
本記事では、2015年発売のWii U版を「オリジナル版」、今回発売されたNintendo Switch版を「Encore」と記載する。
なお、今回の記事も「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」と同様、良いところ、悪いところはあまり列挙せずに、感想を書き連ねていく。「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」の感想記事はこちら。
【感想】「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」クリア!感想など【ネタバレあり】
https://ryoheigame.blogspot.com/2020/03/blog-post.html
プレイの概要
難易度はハードで、プレイ時間は約40時間。サイドストーリーは全て回収したが、個々の細かいミッションや闘技場などは手つかずであることはご容赦願いたい。オリジナル版も同様に遊んで、確か50時間弱でクリアした気がするので、Encoreになって大幅に短くなったロード時間(オリジナル版は戦闘に入るたびにギュルギュルとディスクドライブが回転していたことを覚えている)や、セッションの演出が簡略化される「Quick Session」機能が貢献しているのかもしれない。
また、オリジナル版と比べてNintendo Switchでのプレイとなるため、スクリーンショットの撮影がとても快適になった。基本的に撮りまくっていたたため、プレイを通しての撮影枚数は1500枚程度になっていた。頭おかしいな・・・。なので、画像多めでお届けしようと思う。
ストーリーの感想
世界観などはここで紹介することはしないので、まずは四の五の言わずこちらの動画を見てほしい。
というか説明が難しい。「アイドルもの×ファイアーエムブレム」というのが適切なのであろうが、このように説明すると色物のように勘違いされてしまう可能性もあるからだ。ただちゃんと反論しておくと、このゲームのストーリーは「王道×王道」だ。アイドルもののパートでは間違いなく王道のストーリーが展開される。仲間たちはみな芸能に一生懸命で、どこまでも真っ直ぐに目標を追いかけていく。物語の序盤は「ファイアーエムブレム」らしさを匂わせながら、アトラスのRPGのように話が展開されていく。ノリとしては「ペルソナ4」が近いと感じた。そして、物語の終盤は完全に「ファイアーエムブレム」。詳しくは語らないが、往年のファンでも既視感を覚えるレベルで遊ぶことができるだろう。
戦闘の感想
例によって、基本的な話はこちらの動画を見てほしい。
今回はオリジナル版とは異なり、難易度をハードで遊んでみた。オリジナル版を遊んだ5年前よりも、アトラスのRPGやファイアーエムブレムに馴染みがあったこと、オリジナル版と同じ難易度でもつまらんだろうと思った結果だ。
ハードは思ったよりも厳しく、ダンジョンの中ボスやボス相手には何度もやり直してようやくクリアできたような難易度だった。相手にセッションされれば、こちらのユニットは確殺され、ワイルドエネミー相手には(特に序盤は)ほぼ勝ち目は無い。ただオリジナル版よりも遥かに考え抜いて遊ぶことができ、ボスを倒したときの達成感は格別だ。敵の強力な攻撃の前には前もって相手の攻撃力を下げ(タルンダ先輩という言葉が何度も頭をよぎった。もちろん頼りになるという意味で)、こちらの防御力は上げておく。物理反射、魔法反射バリアのアイテムをどこで使うかなど、考えながら遊ぶのはとてもアトラスのRPG、という雰囲気で楽しかった。
より具体的な話をすれば、源まもりの「レンチン☆ハート(味方全体のHPを全回復、かつ自身は再行動)」には窮地を何度も救われた。というかそもそもの難易度が高いので彼女の防御スキルには非常に助けられた。難易度ハードで苦戦している人にはぜひ源まもりの起用を勧めたい。
かわいいね
ところで、Encoreではオリジナル版より「セッション」に参加できる人数が増えたことで、ほんの少しだけ簡単になったように思われる・・・ほんの少しだけね。
ちなみに私の最長セッション数は25回
華やかな戦闘もまた、「幻影異聞録♯FE Encore」の魅力なので、ぜひ体験してほしい。改善してほしかった点
このタイトルに数少ないケチをつけるとすれば、Encoreは基本的にオリジナルの移植で、「HDリマスターではない」ということだ。もともとオリジナル版が720p程度の解像度で動いていると思われ、HDといえばそうなのだが、2020年に発売されるタイトルなので、欲を言えば1080p、フルHDで動かしてほしかったと思うところだ。
また、Topic(オリジナル版ではゲームパッドに表示されていた画面)の解像度もゲームパッドの解像度そのままで、このあたりも改善してほしかったなと思う。
おわりに
現代には星の数ほどのゲームがあって、これらをひとくくりにするのは極めて困難だ。ただ、物語にしっかりとした「終わり」があり、この「終わり」を目標として遊ぶ、いわゆるRPGであれば、「良いRPG」には一つの共通点があるように思う。それは、「クリアするのが惜しい」とプレイヤーに思わせるゲームであるということだ。物語は大団円を迎えつつも、魅力的な仲間たちと別れたくない、ゲームを終わりにしたくない、という思わせるゲームこそ、名作RPGと呼ばれるにふさわしい条件の一つであると信じている。
そして、この「幻影異聞録♯FE Encore」は、その条件を十二分に満たしている。芸能にひたむきで、まっすぐな心をもつ主人公たちの成長譚を描きつつも、「ファイアーエムブレム」であることは忘れていないストーリーは、この先行きが見通せない時代において、遊ぶことで元気を貰えるタイトルになるはずだ。
今年のゴールデンウィークは外出せずゲームに勤しむという方も多いだろう。そんな今年のゴールデンウィークのお供に、この「幻影異聞録♯FE Encore」を遊んでもらえると、とても嬉しく思う。
次のタイトルは・・・。
さて、「幻影異聞録♯FE Encore」の感想は以上です!次は「ファイナルファンタジー7 REMAKE」を遊びます!実はプレイ環境も大きく変わって・・・?クリアの目標は「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」が発売されるまで!
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