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【その他】DM15周年という事実への感想と自分語り

4Gamerさんの

デュエル・マスターズ2017年度戦略発表会が開催。15周年を迎え,原点回帰でさらなる発展を目指す

という記事を読んで、なんとなく思ったことをだらだらと。オチないです。
まず、前提としてはっきりさせておきたいこと。

僕は、とても飽きっぽい性格です。


幸運なことに、僕の周りにはゲーム(TVゲームやTCGなど)が好きな友人がいっぱいいて、知り合って10年以上経つ人もいますが、今でも彼らといっしょにオンラインゲームを遊ぶこともあれば、一緒にTCGの大会に出たりします。
もちろん人間ですから、ゲームへの価値観やプレイスタイルも少しずつ違っています。
例えば様々なタイトルを遊ぶ中で、そのゲームのもらえるトロフィーは全部埋めて、何周もして・・・。という友人。
TCG、具体的には「ファイアーエムブレム0(サイファ)」の中で、メタゲームを理解し大会で実績を残す友人。原作タイトルにあった布陣を再現して、楽しそうに遊ぶ友人もいます。

リアルで会う仲ではありませんが、twitterを覗けば、「World of Warships」を研究し尽くし、すごく高い勝率を維持している人。「艦隊これくしょん―艦これ―」の仕様を隅々まで理解し、最適解を求めていく人もいます。

彼らは1つのゲームに情熱と時間を捧げ、その人なりの目標をクリアしていく・・・。

僕は、そういうことは全然無いです。

基本的な家庭用ゲーム機で遊ぶゲームの1タイトルあたりの平均プレイ時間。おそらくですが20時間弱だと思います。ストーリーがあるタイプのゲームであれば、1周してああ楽しかった、でおしまいです。周回プレイなどは基本やりません。
ストーリーがないタイプのゲーム。基本的にあっという間に飽きて放り投げるか遊んでやめて遊んでの繰り返しになります。
だから僕は1つのゲームに対して費やした時間は短いです。スーパープレイヤーになんかなれません。ゲーム、というコンテンツ全体にはかなりの時間を費やしているのですが。
基本的にこういうスタンスでゲームを遊んできました。
ゲームはストーリークリアすればおしまい。じゃあ次のゲームを探しに行こう・・・と。

でも、最近変わってきました。それが、「艦隊これくしょん―艦これ―」「World of Warships」「ファイアーエムブレム0(サイファ)」との出会いです。
これら3つのゲームに共通しているのは、「ストーリーがなく、追加コンテンツが延々と出されていくタイプ」だってことです。
先程述べたように、こういうタイプは速攻で飽きるかだらだら続けるかの2択になるので、これらは後者だということになります。

なぜダラダラながらも続けていられるのだろう?せっかくですから、一つひとつ書いてみようと思います。

「艦隊これくしょん―艦これ―」

これについては、僕の中でとても、特別な立ち位置にある、大切なゲームです。
理由としては、キャラクターの背景にある歴史的事実、それの重さに気づいたこと。それについて、あの戦争について考えて自分なりに勉強してみたこと。これが大きいです。現実(過去の話になってしまいますが)と、ゲームがリンクしているんですね。「艦これ」で現実の艦艇に興味を持ち、そこから「WoWs」に入っていったわけですが、逆のパターンは、たぶんないでしょう。
単なるゲームとしての枠を超えて、ここまで僕の人生に影響を及ぼしたタイトルは、おそらく後にも先にも、このゲームだけです。

いつか静かな海で、あなた達と共に歩む―。
かつて水上に在り、そして静かに眠る艦艇たち。彼女たちへのリスペクトを忘れない運営鎮守府の方針に共感しているのもまた大きいですね。


「World of Warships」

このゲームを続けている理由としては、やはり日本における第一次アルファテスターであり、今でもスーパーテスターとしてゲームの開発をサポートしている、という自負、そして若干の義務感があってのこと。
先程述べたように一つのゲームをガッツリ遊ぶ人間ではないですから、上手なほうではないんですけどね。
もちろんアルファテスト期間のことは何も話すことはありませんが、一つのゲームが少しずつブラッシュアップされていって、サービスインを迎えて。そこからもどんどん新しくなっていって・・・。その開発の最前線に立ち会えるのですから、楽しくないわけがありませんね。


「ファイアーエムブレム0(サイファ)」

かつて、僕もTCGプレイヤーでした。デュエル・マスターズです。でも、いつしかやめてしまいました。それから10数年たって、友人に誘われ、またTCGを始めてみることにしたのです。

シンプルなゲームシステムと最後の運要素。魅力的なキャラクターたち。もともと「聖魔の光石」「覚醒」を遊んでいたこともありすぐにのめり込みました。
最大の要因はやはり友人たちでしょう。だいたいこういった類のものは、誘われて遊び始めたは良いものの、いつの間にか誘った側が先にやめていた・・・って感じです。
今のところ、僕の周りの友人はやめる気配はありません。とても恵まれていると思うし、ありがたいです。今年中に、初めて遊んだFEである「聖魔の光石」がサイファに参戦するということがわかったので、僕ももちろんやめる気はさらさらありませんよ!

んじゃあ本題です。

本題

最初に貼った記事の中で、こんな言葉がありました。
「もう一度、ゼロから始められるデュエル・マスターズを目指します。そして、デュエル・マスターズをこれから10年、20年先も安心して遊べるゲームにします」

これを見て、僕は思ったのです。
「いま僕が遊んでいるオンラインゲームやTCGで、10年先20年先も残っているゲームがあるだろうか?」と。
可笑しいですよね、かつては「ゲームはクリアしたら終わり」だったのに、今遊んでいるゲームの未来の心配をしている。
3つのなかで一番長くサービスが続くのはおそらく「WoWs」でしょうが・・・。それでも、開発元のWargamingタイトルの中で最も長い「World of Tanks」が正式サービスインからまだ6年しかたっていない。

かつての家庭用ゲーム機とことなり、艦これやWoWsのようなオンラインゲームは、サービスが終了してしまえばそれで終わり。遊ぶことはできなくなってしまいます。艦これやWoWsにはネタ切れ、という問題もあります。
また、TCGを取り巻く業界の波は非常に荒く、数多くのTCGが発売されては終了し、を繰り返しています。サイファも他人事ではないのです。

国内TCGでは不動の地位を確立し、15周年を迎えたデュエル・マスターズの「20年先も」という言葉。

その言葉に、僕は今の居場所をいつか失ってしまうという事実を改めて認識したのです。

ああ、やっぱりゲーム好きなんだな、僕は。

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