実はワタクシ、アニメもよく見ておりまして。
春アニメは「ハイスクール・フリート」を筆頭に「甲鉄城のカバネリ」「ジョーカー・ゲーム」などを見ておりました。今は録画した「ふらいんぐうぃっち」「文豪ストレイドッグス」などをおっかけています。
それらと同時に追いかけているのが「逆転裁判」。私は1~3までプレイ済みです。
言わずと知れた有名なゲームのアニメ化、ということで注目してました。キャラデザを見た時はちょっとどうなのよ、と思わざるをませんでしたが、実際に動いているところを見ると崩壊することもなく、むしろ慣れてくると原作絵に近い感じを受けました。キャラクターの動きがいちいち原作に忠実なのもいいですよね。
ストーリーも30分アニメに合わせて一話ごとに盛り上がりを持ってきてますし、見てて普通に楽しめるアニメです。
ただですね・・・この「逆転裁判」を1話でも見て、原作が面白そうだな、と思った人ほどアニメの視聴をいったんやめてほしいんです。ゲームを、原作を先に遊んでほしいんです。その後で録画でもしたアニメを楽しんでほしい。
逆転裁判はすごくオンリーワンなゲームで、ひょっとするとインディーズゲームとかにありそうな、ユニークなアイデアのゲームです。
そして、このゲームの核、それはミステリーに近い、「自分で現場を捜査し、自分で推理して、ムジュンを突いて、逆転する」ことだと思うんですよね。
アニメを見ていて一番最初に感じた違和感はこれでした。待った!
「ナルホドくん、めっちゃ頭よくね?どんどんムジュンを突いていくじゃん」
頭のいいプレイヤーは一発で当てていくのかもしれません。でも、僕は(そして多分大多数のプレイヤーは)、「こいつの証言完璧で決定的じゃんかよ、もうダメだ・・・」ってところから「諦めんな、とりあえず全ての証言をゆさぶっていくぞ」って「待った!」を連発していくんですよね。
んで考えて考えて、「これだっ!」と突き付けてじわじわとおいつめていく。「尋問」のBGMのテンポが上がる。また証人が嘘をつく。そこを突いていく。御剣の一見完璧に見える擁護が、そしてするどい反撃がくる。また悩む・・・。
「無限大のペナルティを背負ってもらおうか!」
これが「逆転裁判」だと思うんですよ。
この話はゲームの映像作品化には必ずついてくる問題だと思ってますが、逆転裁判はそれが大きなゲームだと思ってます。「自分で考え、切り拓く」比重が、RPGより大きいから。
もちろん30分で区切らないといけないTVアニメで間違った証拠品をつきつけたり、「待った!」連発できないのはわかってます。
アニメにそれをやれ、と言ってるわけじゃありません。
どうせストーリーを追いかけるなら主体的に遊んで、追いかけてほしいんです。
時間をかけて、自分で悩んで、震えながら、でもどこか確信を持ちながら証拠品をつきつける。
御剣、狩魔、ゴドーの鋭い反撃に震え、ナルホドくんと同じように冷や汗をたらし、頭を抱えてほしい。捜査パートではなんでもない脚立や暖炉に注目しては、真宵ちゃんとくだらないやりとりをしてほしいんです。
そして、一見絶望的な状況を逆転し、無罪を勝ち取る喜びを味わってほしい。
アニメはその後に見ましょう。
逆転裁判はそれだけの時間をかける価値があるゲームです。
ちょうど今なら1~3までがセットになった「逆転裁判123HD」がニンテンドー3DSやスマートフォンでリリースされてます(3DS版は逆転裁判123成歩堂セレクションという名前になっていますが、遊べるゲームは同じです)。騙されたと思って買ってみてください。
ストーリーを最後まで遊んだ後にはきっと「買ってよかったな」と思えるはずです。
逆転裁判123 成歩堂セレクション 公式ページ
春アニメは「ハイスクール・フリート」を筆頭に「甲鉄城のカバネリ」「ジョーカー・ゲーム」などを見ておりました。今は録画した「ふらいんぐうぃっち」「文豪ストレイドッグス」などをおっかけています。
それらと同時に追いかけているのが「逆転裁判」。私は1~3までプレイ済みです。
言わずと知れた有名なゲームのアニメ化、ということで注目してました。キャラデザを見た時はちょっとどうなのよ、と思わざるをませんでしたが、実際に動いているところを見ると崩壊することもなく、むしろ慣れてくると原作絵に近い感じを受けました。キャラクターの動きがいちいち原作に忠実なのもいいですよね。
ストーリーも30分アニメに合わせて一話ごとに盛り上がりを持ってきてますし、見てて普通に楽しめるアニメです。
ただですね・・・この「逆転裁判」を1話でも見て、原作が面白そうだな、と思った人ほどアニメの視聴をいったんやめてほしいんです。ゲームを、原作を先に遊んでほしいんです。その後で録画でもしたアニメを楽しんでほしい。
逆転裁判はすごくオンリーワンなゲームで、ひょっとするとインディーズゲームとかにありそうな、ユニークなアイデアのゲームです。
そして、このゲームの核、それはミステリーに近い、「自分で現場を捜査し、自分で推理して、ムジュンを突いて、逆転する」ことだと思うんですよね。
アニメを見ていて一番最初に感じた違和感はこれでした。待った!
「ナルホドくん、めっちゃ頭よくね?どんどんムジュンを突いていくじゃん」
頭のいいプレイヤーは一発で当てていくのかもしれません。でも、僕は(そして多分大多数のプレイヤーは)、「こいつの証言完璧で決定的じゃんかよ、もうダメだ・・・」ってところから「諦めんな、とりあえず全ての証言をゆさぶっていくぞ」って「待った!」を連発していくんですよね。
んで考えて考えて、「これだっ!」と突き付けてじわじわとおいつめていく。「尋問」のBGMのテンポが上がる。また証人が嘘をつく。そこを突いていく。御剣の一見完璧に見える擁護が、そしてするどい反撃がくる。また悩む・・・。
「無限大のペナルティを背負ってもらおうか!」
これが「逆転裁判」だと思うんですよ。
この話はゲームの映像作品化には必ずついてくる問題だと思ってますが、逆転裁判はそれが大きなゲームだと思ってます。「自分で考え、切り拓く」比重が、RPGより大きいから。
もちろん30分で区切らないといけないTVアニメで間違った証拠品をつきつけたり、「待った!」連発できないのはわかってます。
アニメにそれをやれ、と言ってるわけじゃありません。
どうせストーリーを追いかけるなら主体的に遊んで、追いかけてほしいんです。
時間をかけて、自分で悩んで、震えながら、でもどこか確信を持ちながら証拠品をつきつける。
御剣、狩魔、ゴドーの鋭い反撃に震え、ナルホドくんと同じように冷や汗をたらし、頭を抱えてほしい。捜査パートではなんでもない脚立や暖炉に注目しては、真宵ちゃんとくだらないやりとりをしてほしいんです。
そして、一見絶望的な状況を逆転し、無罪を勝ち取る喜びを味わってほしい。
アニメはその後に見ましょう。
逆転裁判はそれだけの時間をかける価値があるゲームです。
ちょうど今なら1~3までがセットになった「逆転裁判123HD」がニンテンドー3DSやスマートフォンでリリースされてます(3DS版は逆転裁判123成歩堂セレクションという名前になっていますが、遊べるゲームは同じです)。騙されたと思って買ってみてください。
ストーリーを最後まで遊んだ後にはきっと「買ってよかったな」と思えるはずです。
逆転裁判123 成歩堂セレクション 公式ページ
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